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September 2007

Vol. 27

発行:グレイスタディケア

 
 

 夏休みも終わり2学期がスタートしました。どの顔も日焼けして元気に学校に通い始めています。夏は身長が伸びて一段と大人びた様子。学力面でも一層の充実がうれしい夏休みでした。”天高く馬肥ゆる秋”、行事に学習に多忙な季節ですが、気持ちも新たにまた共に歩んでまいりましょう。

 

9月のスタディケア

《 中学受験生の皆様へ 》

 夏休みの講習で一段とパワーアップしたことでしょう。これから6年生は志望校絞込みのための模擬試験を受ける機会が多く、ほとんどの日曜日は授業とテストに追われることになります。暑さがひと段落すると、たまった疲れが出てくることもあります。上手に疲れをほぐしながら勉強に集中しましょう。

 4・5年生は学習内容が高度になり、課題も増えてますます時間が大切になってまいります。てきぱきとこなす力を養ってまいりましょう。

《 小学生進学総合コースの皆様へ 》

 夏休みの指導を通して感じましたことは、どの生徒さんにも言えることですが、指示されたとおりのことを1回で成し遂げることの難しさです。つまり、「今日はこれをしましょう」との課題の提示に素直に従うことの難しさがひとつ。いざ問題に取りかかれても、一人で問題を読んで解答することの難しさがひとつ。これは、問題が難しくて解けないのではなく、気持ちが問題に向かうことができていないという難しさ。集中することができにくいということです。先生に問題を読んでもらい、解き方の方向を示してもらってようやく取りかかるというパターンでないとテキストがこなせない方が多かったことは残念な点でした。このことは、学校の授業でも大変重要な点です。先生の説明に一心に耳を傾け、内容を自分のものとして消化できないと、わかったつもりでもできない、応用力が育たないということになり、学習への苦手意識が芽生えかねないということになります。なんでもそうですが、はじめの一歩がとても大切だということを日ごろからご家庭でもご指導くださいますようお願いいたします。

《 特別生の皆様へ 》

 宿泊研修やクラブの合宿、宿題、休み明けテストの準備、ご家族との旅行など、さまざまなことを体験した夏休みでした。運動部に所属している方が多く、皆様、まさに健康そのものといった肌の色になりました。

 2学期は一番長い学期です。英語や数学など特に積み重ねが大切な教科は、少しでも疑問があれば、すぐに解決することが望ましい学習態度です。今はインターネットなど便利な道具もそろっています。自分で調べたり確かめたりする力を養いましょう。

《 高校受験生の皆様へ 》

 高校受験は3年生の2学期までの成績が内申書判断の基準となります。今まで部活と学業の両立に苦心していた方も、これからは学業一筋で力を出し尽くすときです。不安もあることでしょう。時間が足りないと思うかもしれません。しかし、1日24時間は皆同じ。与えられた条件の中でいかに目標に近づくよう努力できるかがポイントです。10分で単語を10個覚えるとして、それを1日の中で5回時間を作れば50個の単語が覚えられるわけです。工夫次第でなんとでもなるのです。頂上を見ないで、足元を見る。これが山登りの鉄則です。

 

〜 コラム 「 工 作 」 〜 

 今年の夏は、工作を取り入れた授業も多かった。この狙いは、理科離れを防止すること。モーターなどでものが動く仕組みを理解すること。そして、何より自分の手で完成させたものがスイッチを入れた瞬間、動き始める感動を味わうことなどが目的である。そして、それはその通りの結果となって、完成したときには拍手喝采、どの子の瞳も喜びに輝いていた。

 ところで、指導する狙いとしては、もっと重要な課題を課していた。それは、”自分の手と目と耳を使って作り上げる” ということである。工作キットには部品と説明書が入っている。この説明書通りに作らなければ作品は完成しない。自分勝手に仕上げたのでは作品はできないのである。往々にして” 自由な発想”が善とされる昨今において、指示通りに何かをなすということは、独自性がないとか、指示待ちといわれ評価されないことも多い。しかし、それは指示されたことを正確に遂行できる力があって、その上でさらに創意工夫する力が求められるのではないか?少なくとも義務教育の間は、指示されたことが理解・遂行できなければいわゆる「成績」もよいはずがない。

 そういうわけで、極力説明書を読んでもらいその通り部品を組み立て、色を塗り、あるいはシールを貼り、ねじを回し、モーターをつなげ、という作業に取り組んでもらった。もちろん、講師が手助けしたところも少なくないが、自力でがんばる姿勢は保つことができたようだ。手先の器用さを養う一助にもなればさらに幸いなことである。

 

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