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立春です。もうすぐ春です。受験生の皆様にも春が訪れますように。体に気をつけて精一杯、実力を発揮してきてください。
そろそろ学年のまとめの時期になります。今年度学習したことが理解できているかどうか、しっかり復習して、成績の向上に努めましょう。
2月のマンスリーレポート
《 国語の読解力 》
国語という教科は、家庭で学習するのが難しい教科だという声をよく耳にします。漢字の学習は練習あるのみですから、黙々と鉛筆を動かせばなんとかできるのですが、読解や作文はあっているのか、間違っているのかの判断が自分ではつきにくいものです。
今月は国語の読解力を育む方法について考えて見ましょう。
国語の学習は、語句の知識(漢字学習も含まれる)、文法、読解、表現(作文、コミュニケーション)の4つの柱から成り立っています。いずれもバランスよく体得できるに越したことはありません。読解力は、すべての教科の基礎となる領域ですから、特に強化が必要です。
読解もいくつかのジャンルに分かれます。「詩」「物語・小説」「説明文・論説文」「随筆」といったものがあります。
人によって得意不得意がありますが、説明文・論説文が苦手というパターンが多く見受けられます。これらの読解には考える力が必要とされますから、説明文・論説文が苦手という場合は、往々にして算数・数学の論理的に考える問題も苦手になっているケースが多いようです。
一方、物語・小説が苦手な場合は、行間を読む(=空気を読む)力、感じる力が弱いことがあり、コミュニケーション能力不足に通じることがあるようです。
国語の読解力を支えるものは、何といっても経験の量です。それと知識量。ある単語が文章中に出てきた場合、それについてイメージできるかできないか、知っているか知らないかは大きなポイントです。そういう意味では、国語の力は家庭での日常生活で培える部分がとても大きいといえるでしょう。
次に重要なのが、文脈を把握する力。これは接続詞などがきちんと理解でき、話の流れに素直に従っていけるかどうかがポイントになります。頭を充分に働かせていないと、話の流れに乗っていけません。
また、読解力には緻密さが必要です。読解面で弱いなと感じるお子さんと勉強していると、文をきちんと読んでいないことがあります。読み飛ばしているのです。これは音読をしてもらうとてきめんに露呈されてきます。非常にたどたどしい。これでは、内容が理解できるはずがありません。
《 読解力を伸ばすには 》
読解力を伸ばすといっても、そうそう簡単なことではないのですが、思いつくままに挙げてみましょう。
まず、語彙力を伸ばすことが大切ですから、知らない言葉に出会ったらすぐに調べる習慣をつけましょう。そのために、あちこちに辞書を備えておく、こども用の百科事典を購入する、インターネットで調べられるようにしておくとよいでしょう。もちろん、ご家庭の中で、会話の中で育まれる知識も大切です。
また、少し難しい本を読むことが重要です。漫画もよいのですが、高度な内容の文章に触れることは、思考力を成長させます。
それでは、読書さえしていれば読解力がつくかというと、実はそうでもないのです。文章を読んだときに考えながら読まなければ意味がありません。そういう意味で、問題を解くことは思考の道筋を与えてくれる重要な要素です。毎日1問でいいから、読解問題集の問題を解いてみましょう。問題のパターンに慣れると、案外的確に答えられるようになるものです。
さあ、今日から読解名人目ざしてがんばりましょう!。
〜 コラム 「バレンタインデー」 〜
バレンタインデーの歴史は、ローマ帝国の時代にさかのぼる。
当時、ローマでは、2月14日は女神ユノの祝日だった。ユノはすべての神の女王であり、家庭と結婚の神でもある。翌2月15日は、豊年を祈願する(清めの祭りでもある)ルペルカリア祭の始まる日であった。
当時若い男たちと娘たちは生活が別だった。祭りの前日、娘たちは紙に名前を書いた札を桶の中に入れることになっていた。翌日、男たちは桶から札を1枚ひいた。ひいた男と札の名の娘は、祭りの間パートナーとして一緒にいることと定められていた。そして多くのパートナーたちはそのまま恋に落ち、そして結婚した。
ローマ帝国皇帝クラウディウスⅡ世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、ローマでの兵士の婚姻を禁止したといわれている。キリスト教司祭だったウァレンティヌス(バレンタイン)は秘密に兵士を結婚させたが、捕らえられ、処刑されたとされる。処刑の日は、ユノの祭日であり、ルペルカリア祭の前日である2月14日があえて選ばれた。ウァレンティヌスはルペルカリア祭に捧げる生贄とされたという。このためキリスト教徒にとっても、この日は祭日となり、恋人たちの日となったというのが一般論である。
しかし、この逸話には歴史的背景の説明が必要である。初期のローマ教会は、当時の祭事から異教の要素を排除しようと努力した跡がみられる。ルペルカリア祭は排除すべきだが、ただ禁止しても反発を招くだけであったため、教会にはこの祭りに何かキリスト教に由来する理由をつける必要があった。そこで兵士の結婚のために殉教したとされるバレンタイン司教の助けを借りることにしたと考えられる。
こうしてキリスト教以前からあったルペルカリア祭は、バレンタイン由来の祭りであると解釈を変更され、祭りはその後も続いた。前述のくじ引きでパートナーを選ぶ話も、ローマの宗教行事は野蛮であるという印象を与えるために初期キリスト教会によって創作されたものである可能性もある。 |