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January 2010

Vol. 55

発行:グレイスタディケア

 
 

新しき 年の始めの 初春の 今日降る雪の いや重け(しけ)吉事(よごと)     大伴家持

皆様、新年明けましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
受験生はお正月どころではなかったかもしれません。2学期に成績の振るわなかった方もあまりハッピーな新年ではなかったようです。
でも、心機一転、気を取り直して新しい年が佳き一年となりますよう、皆で精進いたしましょう 。

 1月のマンスリーレポート

《 小学生 》

 物事にはどんなことにも基礎・基本があります。小学校では、まさにその基礎・基本を体得する時期です。

 昔から、「読み・書き・そろばん」といって、学問の基本を言い尽くしていると思います。日本が江戸の町を騒乱の渦に巻き込むことなく、無血開城して明治維新を迎えられたのは、江戸時代からすでに相当教育水準が高かったのが理由だという説もあります。

 どうかこの1年、この「読み・書き・そろばん」を徹底的に修練してください。

《 中学生 》

 1学期までは小学生気分でいられたのもつかの間、2学期からだんだん難しく感じている1年生もいることでしょう。

 2・3年生は、中学校生活になれ、特に中高一貫校にいると、なんとなく緊張感が保てない方もいらっしゃるようです。ここでいい加減に構えていると、高校に入ってから相当苦労しますから、気を引き締めて1年を過ごしてください。

 《 高校生 》

 勉学に対する姿勢が、一人ひとりでずいぶん差が出ているような気がします。積極的に計画を立てて通塾している方もいれば、なんとなく来てなんとなく帰るという、なんとももったいない生徒も見受けられます。中には、通塾日であることを忘れているようなケースもあります。

 「計画を立てる」、「約束を守る」というのは、大人になってから最も重要なことです。そのことを学習する時でもあるのです。思い当たる方は充分反省し、自分のスケジュール管理を徹底してください。お正月早々厳しいことを申しますがどうぞ自分を大切に過ごしてください。

《 お願い 》

 皆様のお宅では飲み終わったペットボトルのキャップはどうされていらっしゃいますか?飲み終わったら捨ててしまいますよね、普通。

 実は、これをリサイクルすると資源として生かされるのです。しかもゴミとして焼却すると、400個で3,150gのCO2が発生するそうです。一方、なんと800個のキャップでポリオワクチン1人分になるのです。

 グレイススタディケアでは、環境にも優しく、人にも優しい子どもたちを育てたいと思い、この運動に協力したいと思います。(今までは個人的に参加していました)

 もしご協力いただけるのであれば使い終わったキャップを教室までお持ちください。集まったキャップは自由が丘にあるvigorさんという子ども用品を扱っているお店へ持ち込みます。そこから、NPO法人エコキャップ推進協会に送られます。

 皆様の優しさで地球と一人でも多くの子どもを守りましょう! どうぞよろしくお願い申し上げます。

〜 コラム 「家でなら解けるのに」 〜
 

 塾では、受けたテストは「テスト直し」をしましょうと指導することが普通です。 この「テスト直し」ですが、間違った問題をただ解きなおすことだと思っていらっしゃる方が少なくありません。 大切なことなので、よく知っておいてください。

 問題が解けるようになるだけでは、テストの点数は上がりません。 テストで安定して得点していくためには、
○普段通りの気分で、落ち着いてテストが受けられること
○問題が解けること この二つがそろう必要があります。

 ですから、テスト直しで最初に行わなくてはいけないことは、 「家でなら解けるのにテストでは間違えた問題」がないかをチェックすることです。 テストの結果が満足のいく点数でないなら、必ずこういう失点があるはずです。 このような失点は、お子さんもお父さんお母さんも「ケアレスミスだから次は注意する」ようにしよう、と言うだけで済ましてしまうことが多いようです。

  実は「ケアレスミス」とされている間違いのほとんどは、不注意によるミスではないのです。 テストが持つ制限時間の圧力に押されて、解き方が完全に定着しきっていない「弱点」が表れたものなのです。 ですからテスト直しで真っ先に取り組むべきは、「解けるはずなのに間違えた問題」の研究なのですね。

 

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