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夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ (清原深養父)
蒸し暑い日が続いています。今月は、上旬に期末テストが実施される学校も多く、それが終わると、夏期講習が始まります。暑さに負けず、全力でがんばりましょう。
7月のマンスリーレポート
《 小学生 》
中学以降の学習では、小学校時代にどれだけ様々な実体験をしたかによって伸び方が違ってきます。その点、夏休みは普段できないことを体験するよい機会です。博物館へ行ったり、美術館へ行ったり、読書をしたり、自分の視野を広げる活動を積極的に行なってください。自然と触れ合うことも大切です。遠くまで行かなくても、例えば多摩川の川原にどんな花が咲いているか、川の流れを見ているだけでもよいのです。
受験生はこの夏が正念場です。ここでどれだけ頑張れたかで成否が決まってきます。1日1日の学習を大切にして過ごしましょう。
《 中学生 》
今頃は期末テストの準備に追われている方も多いと思います。
期末テストは試験科目も多く、中間テストよりも範囲が広くなります。準備はどれだけしても、これでよしとはなりません。どこからどのように出題されても解けなければ点は取れません。まだ勉強の仕方が分からない、何をどうすれば分からないという人は、どんどん質問に来てください。
まずは教科書、ノート、プリント、資料集の試験範囲を徹底的におさらいすることです 。
《 高校生 》
皆さん、非常に努力されていると思いますが、努力にも色々あって、努力の方向を間違えるととんでもない結果になってしまいます。
勉強は時間(量)だけではなく、質も大事です。特に、GMARCH以上の難関大学を目指す場合は、学習方法の見直しを絶えず図ってください。
また、一つ得意科目を作っておくとよいでしょう。その上で、満遍なく学習をし、習ったことは覚え続けていなければなりません。
夏休みはその絶好の機会です。復習を中心にしてレベルアップを図りましょう 。
〜 コラム 「学問の厳しさ」 〜
「学問のさびしさにたへ 炭をつぐ」(山口誓子)
この句は、中学入試の受験勉強をしていたとき、参考書で見つけた一句である。
どんなに頑張っても、算数がよくわからず、一人、冬の朝早く起きて、黙々と勉強をしていた私をどんなに勇気づけてくれたことだろう。この句を読んだ時、万感胸に迫るものがあった。「苦しいのは私だけではないのだ」と。以来、中学、高校、大学から今に至るまで、折にふれこの句を思い出しながら苦境をしのいでいる。
学問とは、勉強するとは、かくも厳しいものなのである。わからないものをわかろうとする努力、覚えなければならないことを覚えようとする一生懸命さ。これらがなければ、成績(結果)が伸びるはずもない。ましてや受験で成功することも難しい。
閑話休題。趣味で合唱団に所属しているのだが、ただ好きだからという一方で、「教わる側の気持ち」を忘れないようにしたいという理由もある。
練習中には指導者の厳しい指摘を受ける。「練習でできないものは、本番でもできませんから。」”確かにその通り”。練習問題で解けなかったものがテストで解けるはずがないのと同じ。マエストロ(指揮者のこと)曰く「音楽というのは、自分でおさらいするということがどうしても必要なのです。ここに来ていきなり弾こうとしたってそんなものできるわけありません。」”そうそう、勉強も同じ。自分でおさらいして始めて身につくというものだ。”
つまり、スポーツにしろ芸術作品にしろ、基礎トレーニングがあって、部分練習があって、全体練習があって、さあ試合や本番でどうか?ということなのである。運よく解ける場合もあろうが、それは本当の実力ではあるまい。勉強も同じこと。予習、授業、復習があり、個人の繰返しの練習があり、いざテストということになる。
しかも勉強していくうちに、テストでできるかどうか不安になり、緊張もする。そういう人のほうが、概して結果はよいのである。
私も、本番間近。あぁ、緊張するぅ! 皆様の健闘をお祈りします 。 |